カテゴリ:売却について / 投稿日付:2026/09/17 08:21
不動産売却の媒介契約とは?一般媒介契約と専任媒介契約の違いを解説
不動産を売却しようと考えたとき、「まず何をすればいいの?」と疑問に感じる方も多いのではないでしょうか。
不動産会社に売却を依頼する場合、まず必要になるのが「媒介契約」です。
媒介契約とは、不動産会社に物件の売却を依頼する際に、売主様と不動産会社との間で結ぶ契約のことです。
媒介契約にはいくつか種類がありますが、今回の動画では、主に「一般媒介契約」と「専任媒介契約」について解説しています。
それぞれどのような違いがあるのでしょうか。この記事では、動画の内容をもとに、不動産売却における媒介契約の基本を分かりやすく整理します。
不動産売却には媒介契約が必要
不動産会社に自宅や土地などの不動産売却を依頼する場合、まず不動産会社と媒介契約を締結する必要があります。
媒介契約には複数の種類がありますが、今回取り上げるのは一般媒介契約と専任媒介契約です。
大きな違いの一つは、売却を依頼できる不動産会社の数です。
一般媒介契約の場合、複数の不動産会社と契約することができます。一方、専任媒介契約の場合は、一社のみと契約する形になります。
そのため、不動産売却を依頼するときには、「複数の不動産会社に依頼したいのか」「一社に依頼したいのか」という点が、媒介契約を考えるうえでのポイントになります。
一般媒介契約とは?複数の不動産会社に依頼できる媒介契約
一般媒介契約は、複数の不動産会社と契約できる媒介契約です。
一社だけに売却を依頼するのではなく、複数の不動産会社に売却を依頼できる点が特徴です。
不動産売却では、売主様がどの不動産会社に依頼するかを検討することになります。その際、一般媒介契約であれば複数の会社と契約するという選択肢があります。
また、今回の動画で説明している内容では、一般媒介契約には、専任媒介契約にあるような定期的な販売状況の連絡義務や、レインズへの登録期限に関する義務はありません。
このように、一般媒介契約と専任媒介契約では、不動産会社側に求められる対応にも違いがあります。
専任媒介契約とは?一社の不動産会社に売却を依頼する契約
専任媒介契約は、一般媒介契約とは異なり、一社のみと契約する媒介契約です。
専任媒介契約を締結した場合、売主様は複数の不動産会社と同時に契約するのではなく、一社に売却を依頼することになります。
専任媒介契約には、一般媒介契約とは異なる義務があります。
販売状況を定期的に連絡する義務
専任媒介契約では、売主様に対して定期的に販売状況を連絡する義務があります。
不動産を売却するときには、販売を開始した後の状況を把握することも重要です。
専任媒介契約では、こうした販売状況について、不動産会社から売主様へ定期的に連絡することになっています。
レインズへの登録義務
専任媒介契約では、レインズへの登録についても義務があります。
レインズとは、不動産会社が利用する情報サイトです。
専任媒介契約の場合、不動産会社は契約した不動産について、7営業日以内にレインズへ登録する義務があります。
この点も、一般媒介契約との大きな違いの一つです。
一般媒介契約と専任媒介契約の違い
ここまでの内容を整理すると、一般媒介契約と専任媒介契約には、主に以下のような違いがあります。
| 項目 | 一般媒介契約 | 専任媒介契約 |
|---|---|---|
| 契約できる不動産会社 | 複数社 | 一社のみ |
| 販売状況の定期的な連絡義務 | なし | あり |
| レインズへの登録義務 | なし | あり |
| レインズ登録期限 | — | 7営業日以内 |
このように、複数の不動産会社に依頼できるかどうかだけでなく、販売状況の報告やレインズへの登録についても違いがあります。
不動産売却を依頼する際には、それぞれの契約内容を確認したうえで、どの媒介契約にするかを検討することが大切です。
専属専任媒介契約とは?
媒介契約には、一般媒介契約と専任媒介契約のほかに、「専属専任媒介契約」というものもあります。
今回の動画では、専属専任媒介契約について細かく解説するのではなく、不動産売却を検討する際には、基本的に「一般媒介契約」と「専任媒介契約」の2つを中心に検討すればよいという説明をしています。
そのため、まずは一般媒介契約と専任媒介契約の違いを理解しておくことが、不動産売却の媒介契約を考えるうえでのポイントになります。
不動産売却の媒介契約を選ぶ前に確認しておきたいこと
不動産を売却するときは、単に「売却を依頼する」というだけではなく、どの媒介契約を締結するのかを決める必要があります。
一般媒介契約であれば複数の不動産会社と契約できる一方、専任媒介契約では一社のみとの契約になります。
また、専任媒介契約には、販売状況の定期的な連絡やレインズへの登録といった義務があります。
そのため、媒介契約を締結する前には、それぞれの契約内容や違いについて不動産会社に確認しておくとよいでしょう。
「どの契約が自分の不動産売却に合っているのか分からない」という場合には、まず不動産会社に相談し、それぞれの媒介契約について説明を受けることが大切です。
まとめ|不動産売却では媒介契約の違いを理解することが大切
不動産を売却する際には、不動産会社との媒介契約が必要になります。
今回紹介した主な媒介契約には、一般媒介契約と専任媒介契約があります。
一般媒介契約は複数の不動産会社と契約できるのが特徴です。一方、専任媒介契約は一社のみと契約する形となり、販売状況の定期的な連絡や、レインズへの7営業日以内の登録などの義務があります。
さらに、媒介契約には専属専任媒介契約という種類もありますが、まずは一般媒介契約と専任媒介契約の違いを理解することが、不動産売却を検討するうえでの基本となります。
不動産の売却を検討している方は、媒介契約の種類やそれぞれの違いを確認したうえで、ご自身の売却について不動産会社へ相談してみましょう。
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この記事の執筆・監修
飯山 圭介
イイヤマ ケイスケ / 宅地建物取引士
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