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物件状況報告書
カテゴリ:売却について  / 投稿日付:2026/09/16 08:41

物件状況報告書とは?不動産購入前に確認したい内容を解説

不動産を購入するとき、「購入した後に知らなかった不具合が見つかったらどうしよう」と不安に感じる方もいるのではないでしょうか。

たとえば、購入前から雨漏りがあることを知っていて、「雨漏りがあることを理解したうえで購入する」というケースであれば、購入後に修理をするなど、あらかじめ状況を把握して対応を考えることができます。

一方で、購入した後になって初めて雨漏りがあることを知った場合、「そんなことは聞いていなかった」「購入前に知っていれば契約しなかった」といったトラブルにつながる可能性があります。

こうした不動産取引におけるトラブルを避けるために重要になるのが「物件状況報告書」です。

この記事では、物件状況報告書とは何なのか、どのような内容が記載されるのかについて解説します。不動産の購入を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

物件状況報告書とは?

物件状況報告書とは、不動産の現在の状況について、買主に事前に知らせるための書類です。

不動産は、外から見ただけでは分からないさまざまな状況を抱えている場合があります。

たとえば、雨漏りが発生している住宅を購入するケースを考えてみましょう。

購入前に「雨漏りがあります」と説明を受け、その状態を理解したうえで購入するのであれば、買主は雨漏りがあることを前提として、その後の修理などを考えることができます。

しかし、購入後に初めて雨漏りがあることを知った場合、話は変わってきます。

買主としては、「購入する前に知っておきたかった」「事前に説明を受けていれば判断が違った」と感じることもあるでしょう。場合によっては、売主とのトラブルにつながり、裁判などを考える事態になる可能性もあります。

このようなトラブルを防ぐためにも、物件の状況をあらかじめ買主に知らせておくことが重要になります。

物件状況報告書は、そのための重要な書類の一つです。

物件状況報告書には何が記載される?

物件状況報告書には、物件について買主が知っておきたいさまざまな状況が記載されます。

具体的には、次のような内容が挙げられます。

  • シロアリの被害があるか
  • 給排水管の故障があるか
  • 土壌汚染があるか
  • 越境があるか
  • 境界標があるか
  • 近隣の建築計画があるか
  • 嫌悪施設があるか
  • 心理的瑕疵があるか

このように、物件そのものの状態だけではなく、土地の状況や周辺環境などについても確認することになります。

不動産は高額な買い物になることが多いため、購入を判断するうえでは、建物や土地の状態だけでなく、周辺環境などについても事前に把握しておくことが重要です。

物件状況報告書で確認する「物件の状態」

物件状況報告書では、購入する不動産に問題がないかを判断するための情報が記載されます。

たとえば、雨漏りやシロアリの被害、給排水管の故障などは、購入後の生活や修理にも関係する重要なポイントです。

購入前にこうした状況を知っていれば、買主はその内容を踏まえて購入するかどうかを判断できます。

反対に、購入した後で初めて不具合が分かった場合には、「購入前に説明してほしかった」という問題につながる可能性があります。

そのため、物件の状況について事前に確認し、買主に知らせることが大切になります。

不動産を購入するときには、物件の見た目だけで判断するのではなく、こうした情報についても確認することが重要です。

物件状況報告書で確認する「土地・周辺環境」

物件状況報告書で確認するのは、建物内部の不具合だけではありません。

たとえば、越境や境界標の有無など、土地に関係する内容も確認するポイントになります。

また、近隣の建築計画や嫌悪施設の有無など、周辺環境に関する内容も重要です。

不動産を購入するということは、その建物だけでなく、その土地や周辺環境も含めて購入することになります。

そのため、購入後に「知らなかった」ということにならないよう、事前に確認できる情報を把握しておくことが大切です。

特に、近隣の建築計画などは、現在の物件の状態だけを見ているだけでは分からない場合があります。そのため、物件状況報告書に記載されている内容を確認することが重要になります。

心理的瑕疵なども物件状況報告書の確認ポイント

物件状況報告書では、心理的瑕疵についても確認する項目があります。

心理的瑕疵とは、その事実を知ることで買主が心理的な抵抗を感じる可能性がある事情のことです。

不動産の購入を検討する際には、建物の設備や状態だけでなく、このような心理的な面についても重要な情報になります。

「購入してから初めて知った」という事態を避けるためにも、事前に物件について確認しておくことが大切です。

物件状況報告書には、このように不動産取引を行ううえで確認しておきたいさまざまな情報が含まれます。

物件状況報告書はなぜ重要なのか?

物件状況報告書が重要なのは、不動産を購入する前に、物件の状況を把握するためです。

不動産は、購入してから簡単に買い替えられるものではありません。

だからこそ、購入前にできるだけ多くの情報を確認し、納得したうえで判断することが大切です。

たとえば、「雨漏りがある」と事前に分かっていれば、修理が必要であることを理解したうえで購入を検討できます。

一方で、購入後に雨漏りが判明すると、「聞いていた話と違う」というトラブルにつながる可能性があります。

物件状況報告書は、こうした認識の違いを防ぎ、買主が物件の状況を把握したうえで購入を判断するための重要な情報になります。

シロアリ、給排水管、土壌汚染、越境、境界標、近隣の建築計画、嫌悪施設、心理的瑕疵など、確認する項目は多岐にわたります。

不動産取引では、こうした細かな情報を一つひとつ確認することが重要です。

まとめ|不動産購入では物件状況報告書を確認しましょう

今回は、物件状況報告書について解説しました。

物件状況報告書は、物件の状況を事前に買主へ知らせるための重要な書類です。

雨漏りなどの建物の状態だけでなく、シロアリの被害、給排水管の故障、土壌汚染、越境、境界標、近隣の建築計画、嫌悪施設、心理的瑕疵など、さまざまな内容が確認されます。

不動産を購入した後に「知らなかった」という事態を避けるためにも、購入前に物件の状況を確認しておくことが大切です。

不動産は大きな買い物だからこそ、物件そのものだけでなく、事前に説明されるさまざまな情報を確認したうえで、納得して購入を判断することが重要です。

不動産購入を検討している方は、物件の内覧や価格だけでなく、物件状況報告書に記載されている内容にも注目してみてください。




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飯山圭介|センチュリー21 THコーポレーション

この記事の執筆・監修

飯山 圭介

イイヤマ ケイスケ / 宅地建物取引士

センチュリー21 THコーポレーション

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