カテゴリ:売却について / 投稿日付:2026/09/14 08:43
マンションは売却と賃貸どちらがいい?それぞれのメリット・デメリットを解説
所有しているマンションを使わなくなったとき、「このまま売却したほうがいいのか、それとも賃貸に出したほうがいいのか」と悩む方は少なくありません。
特に、転居などによってマンションが空き家になっている場合、何も使わないまま所有し続けるよりも、売却または賃貸という選択肢を検討することが大切です。
では、マンションを売却する場合と賃貸に出す場合では、どのような違いがあるのでしょうか。
今回は、マンションの売却と賃貸、それぞれのメリット・デメリットについて整理します。
マンションを売却するメリット
マンションを売却する大きなメリットは、まとまった現金を得られることです。
マンションを売却すると、売却代金としてまとまったキャッシュが入ってきます。その資金を、今後の生活資金などに活用することができます。
また、売却によって得た資金を使って、別の運用を検討することもできます。
これまでマンションという不動産の形で保有していた資産を現金化することで、資金の使い道を変えられる点が売却のメリットです。
たとえば、現在ほとんど使用していないマンションを所有しているのであれば、売却によってまとまった資金を確保するという選択肢があります。
特に、長期間空き家になっているマンションについては、「所有しているものの、実際には使っていない」という状態になっているケースもあります。
そのような場合には、売却した場合にどの程度の資金を得られるのかを確認しておくことが重要です。
マンション売却のデメリットとは?
一方で、マンションを売却する場合にも考えておきたい点があります。
それは、売却した後に不動産を手放すことになるということです。
売却によってまとまった資金を得られる一方、将来的に大幅なインフレなどが起こった場合には、「あのとき売らなければよかった」と感じる可能性があります。
つまり、売却を選択すると、その後の不動産価格などの変化によっては、売却時期について後から考えることになる場合があります。
そのため、マンションを売却するかどうかを考える際には、現在の資産価値だけではなく、今後もそのマンションを所有しておきたいのかという点についても考える必要があります。
「今は使っていないから売る」のか、「将来的に所有しておきたいから保有する」のかによっても、選択は変わってきます。
マンションを賃貸に出すメリット
マンションを売却せずに賃貸に出す場合の大きなメリットは、定期的な収入が入ってくることです。
入居者が決まり、家賃収入を得られる状態になれば、マンションを所有しながら継続的な収入を得ることができます。
売却の場合は、売却時にまとまった資金を得ることになります。一方、賃貸の場合は、所有しているマンションを活用しながら定期的な収入を得るという違いがあります。
そのため、「マンションを手放すのではなく、所有し続けたい」という方にとっては、賃貸に出すことも選択肢の一つになります。
特に、現在は住んでいないものの、マンションそのものを手放すことには抵抗があるという場合には、賃貸として活用する方法を検討できます。
マンション賃貸のデメリットとは?
一方で、マンションを賃貸に出す場合には、注意しておきたいリスクがあります。
家賃滞納のリスク
一つ目は、家賃滞納のリスクです。
賃貸に出せば必ず家賃収入を得られるというわけではありません。入居者による家賃滞納が発生すると、想定していた収入を得られなくなる可能性があります。
特に、マンションのローンを支払っている場合には注意が必要です。
ローンの支払いは継続して発生する一方で、家賃が入ってこない状況になると、所有者側の負担が大きくなる可能性があります。
そのため、マンションを賃貸に出す場合には、家賃収入だけを見るのではなく、家賃滞納が発生した場合のリスクについても考えておくことが大切です。
室内での自殺や孤独死などによる資産価値低下のリスク
もう一つのデメリットとして、室内での自殺や孤独死などが発生した場合、資産価値が大幅に下がるリスクがあります。
マンションを賃貸として活用している場合、入居者が生活することになります。そのため、所有者が予測できない出来事が室内で発生する可能性があります。
こうした出来事が発生した場合、マンションそのものの価値が大幅に下がってしまうリスクがあります。
賃貸によって定期的な収入を得られることは大きなメリットですが、その一方で、所有者がコントロールできないリスクも存在することを理解しておく必要があります。
マンションは売却と賃貸、どちらを選ぶ?
ここまで見てきたように、マンションの売却と賃貸には、それぞれ異なるメリットとデメリットがあります。
売却の場合は、まとまったキャッシュを得られることが大きなメリットです。その資金を使って、別の運用を検討することもできます。
一方、賃貸の場合は、定期的な家賃収入を得られることがメリットです。
ただし、賃貸では家賃滞納や、室内での自殺・孤独死などによって資産価値が大幅に下がるリスクがあります。
そのため、「売却と賃貸のどちらがいいか」を考える際には、それぞれのメリットだけを見るのではなく、デメリットやリスクも含めて検討することが重要です。
特に、現在マンションが空き家になっている場合には、そのまま所有し続けるのではなく、売却した場合と賃貸した場合の両方について、一度検討してみるとよいでしょう。
まとめ|マンション売却と賃貸はそれぞれの特徴を理解して検討しましょう
マンションを売却するか賃貸に出すかは、それぞれにメリットとデメリットがあります。
売却のメリットは、まとまったキャッシュが入ってくること。その資金を使って、他の運用を検討することもできます。
一方、売却後に大幅なインフレなどが起こった場合、「売らなければよかった」と感じる可能性がある点は、売却を検討する際に考えておきたいポイントです。
賃貸のメリットは、定期的な収入を得られることです。しかし、家賃滞納や、室内での自殺・孤独死などによって資産価値が大幅に下がるリスクもあります。
マンションを売却するか賃貸にするか迷っている場合は、それぞれの特徴を整理したうえで、ご自身の状況に合った方法を検討することが大切です。
現在空き家になっているマンションについて「売却と賃貸のどちらがよいのか」と迷っている方は、まず現在の不動産の状況を確認することから始めてみてはいかがでしょうか。
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この記事の執筆・監修
飯山 圭介
イイヤマ ケイスケ / 宅地建物取引士
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